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http://hdl.handle.net/10564/1125
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タイトル: | 女たちの声:『フィーメールマン』を読む |
その他のタイトル: | Women's Voices : Reading The Female Malt by Joanna Russ |
著者: | 勝井, 伸子 |
キーワード: | Joanna・Russ SF フェミニズム ユートピア |
発行日: | 2010年3月31日 |
出版者: | 奈良県立医科大学医学部看護学科 |
引用: | 奈良県立医科大学医学部看護学科紀要 Vol.6 p.25-32 |
抄録: | 1970年代を代表する女性SF作家であるJoanna Russは、その実験的手法と攻撃的なフェミニズム運動家としての活動で知られている。従来、文学史では大衆文学として無視されてきたSF小説の領域は、同時にきわめて男性的な領域と考えられてきた。しかし、SFには女性にとってきわめて有利な装置がある。従来の社会における女性を描く小説では不可能な、まったく新しい、または違った女性像を示すことが、SFにおいてのみ可能となるからである。SFが大衆文学から新しい文学形式へと成熟した60年代以降、同時に起きた女性解放運動を背景に、多くの女性SF作家が現れたが、その多くは一時的な現象として読まれなくなった。本論では、Russの代表作The Female Manに、どのような女性にとってのユートピアまたはディスとピアが、どのように提示されているかに焦点をあて、彼女の問題提起はいまなお有効なのかを考察する |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/1125 |
ISSN: | 13493884 |
出現コレクション: | Vol.06
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