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http://hdl.handle.net/10564/1582
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タイトル: | 看護師がとらえた慢性疾患をもつ学童への看護ケアの意味 |
その他のタイトル: | Meaning of nursing care from nurses' point of view for school children with chronic diseases |
著者: | 別所, 史子 山田, 晃子 上本野, 唱子 |
キーワード: | 小児慢性特定疾患 学童期 看護ケア 関係構築 |
発行日: | 2011年3月31日 |
出版者: | 奈良県立医科大学医学部看護学科 |
引用: | 奈良県立医科大学医学部看護学科紀要 Vol.7 p.75-81 |
抄録: | 本研究は,慢性疾患をもつ学童への看護ケアの意味を看護師の体験から明らかにすることを目的とし,16名の看護師に半構成面接を行った。その結果,【子どもに寄り添う関係】,【慢性疾患をもつ子どもとかかわることへの喜びの実感】,【慢性疾患をもつ子どもの看護の本質に触れる】,【子どもの成長発達の一過程へのかかわり】,【慢性疾患をもちながら成長する子どもの将来的な見通し】の5カテゴリーが抽出された。看護師がとらえた慢性疾患をもつ学童への看護ケアの意味は,学童との関係構築のありようによって変化していた。慢性疾患をもつ学童との関係構築の方法は,まず,最初の手がかりとして《子どもを知る》ために《子どもの身近な存在》としてかかわりながら子どもとの距離感を縮めていくこと,この最初の段階を越えることにより《子どもの抱えている問題が複雑》であることの影響を受けながらも《表面的なものではなく子どもの気持ちに近づく》ことを可能にしていた。そして,子どもや先輩看護師などの人的要因の影響を受けて看護ケアに対する振り返りを行ったことにより,すぐに成果を求めるのではなく【成長発達の一過程へのかかわり】における看護の意味を考え,《すぐには目に見えない看護ケアの成果》への気づきを促進したと考えられた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/1582 |
ISSN: | 13493884 |
出現コレクション: | Vol.07
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