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http://hdl.handle.net/10564/183
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タイトル: | Reading Wintering A Novel of Sylvia Plath |
その他のタイトル: | 『冬越し:小説シルヴィア・プラス』を読む |
著者: | 勝井, 伸子 |
キーワード: | 詩人 生 伝記小説 poet life biographical novel |
発行日: | 2006年3月 |
出版者: | 奈良県立医科大学医学部看護学科 |
引用: | 奈良県立医科大学医学部看護学科紀要 Vol.2 p.7-16 |
抄録: | Sylvia Plathに関わる多くの伝記類が次々に生み出され、Plath Canonとも言うべきジャンルが形成され、Plathその人が巨大な像としてそびえている。2003年に出版されたKate MosesによるWintering: A Novel of Sylvia Plathは、あえて小説という形をとって、Plathの最後の数ヶ月を描いている。読者は、Plath自身が生前出版を予定していた詩集Arielのために計画していた選択・順番に配置された詩でタイトルがつけられた41の章をたどることで、詩人Plathの生の最後の生活と詩作の時間をともに体験する旅にいざなわれる。そこで読者は、これまであまり光をあてられることがなかった彼女の母親としての、生活者としての時間を、詩人としての時間とともに体験し、繰り返し訪れる死への誘惑に怯えながら彼女が求めた生への必死で危うい闘いにふれ、Plathの生についての新しい視座を与えられ、巨像としてのPlath Canonに加わった新しいPlath像を知ることになる。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/183 |
ISSN: | 13493884 |
出現コレクション: | Vol.02
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