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http://hdl.handle.net/10564/196
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タイトル: | 脳血管障害における超音波検査 |
その他のタイトル: | ULTRASOUND EXAMINATION FOR THE CEREBROVASCULAR DlSEASES |
著者: | 川口, 正一郎 |
キーワード: | cerebrovascular disease diagnosis internal carotid artery ophthalmic artery ultrasound |
発行日: | 2003年8月30日 |
出版者: | 奈良医学会 奈良県立医科大学 |
引用: | Journal of Nara Medical Association Vol.54 No.4 p.207-214 |
抄録: | 脳血管障害に対する超音波診断には,主に頚部血管超音波検査法,経眼窩超音波検査法,経頭蓋超音波検査法がある。頚部血管超音波検査では,Bモード断層法,カラードプラ法,ドプラ血流速度計測法があり,1.頚動脈内膜一中膜肥厚,2.プラークの存在及び性状,3.狭窄度,4.血流情報を評価する。経眼窩超音波検査では,眼動脈,網膜中心動脈,上眼静脈などが観察可能だが,閉塞性内頚動脈病変での眼動脈血流の血流方向,血流波形,収縮期最大流速を主に評価する。経頭蓋超音波検査法では頭蓋内のWillis輪周辺の構造,血流の観察が可能である。脳血管障害における超音波検査は非侵襲的に繰り返し,簡便に行えるので,頚動脈閉塞性病変の高精度なスクリーニング検査法としても優れているだけでなく,外科的治療や保存的治療例
での治療経過の観察にも有用な検査法である。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/196 |
ISSN: | 13450069 |
出現コレクション: | Vol.54 No.4
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