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http://hdl.handle.net/10564/316
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タイトル: | 転写調節因子による嗅覚神経回路の形成機構 |
その他のタイトル: | MECHANISM OF OLFACTORY NEURAL CIRCUIT FORMATION REGULATED BY TRANSCRIPTION FACTORS |
著者: | 吉原, 誠一 坪井, 昭夫 |
キーワード: | olfactory sensory neuron olfactory bulb neural circuit formation transcription factor knockout mouse |
発行日: | 2007年8月31日 |
出版者: | 奈良医学会 奈良県立医科大学 |
引用: | Journal of Nara Medical Association Vol.58 No.4 p.127-133 |
抄録: | 一次嗅覚神経系は匂い分子を受容する嗅細胞とその情報の伝達先である嗅球内
のニューロンが非常に精密な神経回路網を形成することで成立しており,脳内の複雑な神経回
路形成のメカニズムを解明するための極めて有効なモデルとなる。また,嗅細胞及び嗅球介在
ニューロンは胎生期のみならず成体期においても常に産生され続けることから,再生医療の観
点からも嗅覚系は注目されてきている。近年おもにノックアウトマウスの解析から,一次嗅覚
神経回路形成過程において様々な転写調節因子が遺伝子カスケードを作りながら,嗅細胞及び
嗅球ニュ一ロンの増殖・分化を調節していることがわかってきた。また,Arx及びFezという
二つの転写調節因子のノックアウトマウスの解析により,嗅細胞の軸索投射と嗅球の形態形成
が互いに密接に影響を及ぼしながら,相互依存的に発達することが明らかになった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/316 |
ISSN: | 13450069 |
出現コレクション: | Vol.58 No.4
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