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http://hdl.handle.net/10564/3679
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タイトル: | 喀痰LBC標本の有用性 : 感染症診断の観点から |
著者: | 龍見, 重信 西川, 武 鈴木, 久恵 竹内, 真央 田中, 京子 大林, 千穂 |
キーワード: | 感染症 喀痰 LBC標本 直接塗抹標本 粘液融解剤 |
発行日: | 2018年12月 |
出版者: | 奈良県臨床細胞学会 |
引用: | 奈良県臨床細胞学会雑誌 第19号 p.1-6 (2018.12) |
抄録: | Liquid based cytology(以下、LBC)法は、婦人科をはじめ、様々な領域でスクリーニングに広く使用されているが、免疫染色や特殊染色への応用にも有用であり、診断成績の向上に寄与することが示されている。しかしながら、喀痰細胞診では、粘液成分の存在からLBC標本の作製が困難とされており、標本作製技術が確立していない。今回我々は、喀痰の粘液融解作用を有する(±)-ジチオトレイトールdithiothreitol(以下、DTT)を用い、BD SurePath™法において作製した喀痰LBC標本から感染症診断に寄与できた4症例を経験した。いずれの喀痰LBC標本においても、細抱学的形態の特徴は直接塗抹標本と同様であった。これより、喀痰検体でのLBC法による標本作製は感染症の推定に寄与する可能性が示唆された。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/3679 |
ISSN: | 24347248 |
出現コレクション: | 第19号
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