GINMU >
02 奈良県内医療機関・医学協会 >
021 奈良県臨床細胞学会 >
0211 学術雑誌 >
02111 奈良県臨床細胞学会雑誌 >
第19号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10564/3683
|
タイトル: | 口腔粘膜擦過細胞診で診断が可能であった尋常性天疱瘡の1例 |
著者: | 浦, 雅彦 森, 真俊 福森, 恭代 寺口, 皓 宇都宮, 孝治 河合, 那恵 覚道, 健一 若狹, 朋子 太田, 善夫 藤井, 智美 一木, 澄香 |
キーワード: | 尋常性天疱瘡 口腔粘膜擦過細胞診 Tzanck細胞 |
発行日: | 2018年12月 |
出版者: | 奈良県臨床細胞学会 |
引用: | 奈良県臨床細胞学会雑誌 第19号 p.24-27 (2018.12) |
抄録: | 口腔歯肉粘膜の擦過細胞診で診断が可能であった、尋常性天疱瘡のl例を経験したので報告する。症例は60歳代女性で、右上臼歯歯肉のびらんを主訴とし、3ヶ月後も改善しないため当院を受診、精査目的で口腔擦過細胞診がおこなわれた。Papanicolaou染色標本で、尋常性天疱瘡に特徴的なTzanck細胞が散在性から敷石状に認められた。2核から4核の多核細胞や、異型角化細胞を疑うような細胞も散見された。そのため、修復細胞(再生上皮)、ヘルベス感染細胞、扁平上皮癌細胞との鑑別を要したが、Tzanck細胞にはクロマチンの増加は認めず、細胞質はやや厚みをもち単染性から両染性であるため鑑別は可能であった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/3683 |
ISSN: | 24347248 |
出現コレクション: | 第19号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|