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http://hdl.handle.net/10564/83
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タイトル: | 口腔癌に対する化学・放射線併用療法と臓器・機能温存への応用 |
その他のタイトル: | CHEMORADIOTHERAPY AND ITS APPLICATION TO ORGAN-FUNCTION PRESERVATION FOR ORAL CANCER |
著者: | 桐田, 忠昭 |
キーワード: | oral cancer chemoradiotherapy organ-function preservation head and neck cancer |
発行日: | 2002年12月31日 |
出版者: | 奈良医学会 奈良県立医科大学 |
引用: | Journal of Nara Medical Association Vol.53 No.5-6 p.213-225 |
抄録: | 口腔癌は大部分が扁平上皮癌により占められ,放射線治療に対し比較的感受性が高いため,早期症例には根治治療として放射線が選択される場合も多い。しかし,多くを占める進展症例に対しては,放射線単独での効果は期待できず,また,neoadjuvant chemotherapy(NAC)を代表とされる化学療法も予後の改善までには至っていない。しかし,両者の併用によって,少量の照射線量で著明な腫瘍縮小効果が認められ,より高い局所制御が得られたり,低い線量時点での効果判定で局所制御や予後がある程度予測でき,治療法の変更が可能になるなど利点は大きい。また,手術を回避したり,より侵襲度の少ない縮小手術により口腔,顎,顔面領域の臓器・機能温存を図る治療形態も試みられてきている。本稿では,現時点での口腔進展癌に対するchemoradiotherapyの有用性と治療における位置付けを示し,将来展望についても言及した。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/83 |
ISSN: | 13450069 |
出現コレクション: | Vol.53 No.5-6
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